日本レコード大賞 実施要項
公益社団法人日本作曲家協会は、音楽文化の発展に寄与するため、日本レコード大賞ならびにそれに付随する各賞を制定、実施する。
この目的のため、日本レコード大賞制定委員会、同実行委員会、同事務局を設ける。
賞の種類・数
1 | 日本レコード大賞 | 1 |
---|---|---|
2 | 最優秀歌唱賞 | 1 |
3 | 最優秀新人賞 | 1 |
4 | 日本作曲家協会名曲顕彰 | 1 |
5 | 日本作曲家協会選奨 | 1 |
6 | 作曲賞・作詩賞・編曲賞 | 各1 |
7 | 優秀作品賞 | 10 |
8 | 新人賞 | 4 |
9 | 企画賞 | |
10 | 功労賞 | |
11 | 特別賞 |
上記の賞のうち、「企画賞」「功労賞」「特別賞」は該当ある場合に限る。
審査基準
日本レコード大賞
作曲、作詩、編曲を通じて芸術性、独創性、企画性が顕著な作品とする。
優れた歌唱によって活かされた作品で大衆の強い支持を得た上、その年度を強く反映、代表したと認められた作品に贈る。
審査対象は「優秀作品賞」に選ばれた作品とする。
最優秀歌唱賞
優れた歌唱によって、その楽曲を最も的確に表現し、さらに高めた歌手に贈る。
最優秀新人賞
「新人賞」の中で、最も優秀と認められた歌手に贈る。
日本作曲家協会名曲顕彰
第1回「日本レコード大賞」(1959年) 以降に発表され、長年大衆に高い評価を受け続けている作品に贈る。
日本作曲家協会選奨
対象年度を含めて活躍し、魅力的な歌唱で大衆の支持を集め、存在感を高めている歌手に贈る。
作曲賞・作詩賞・編曲賞
それぞれの分野で特に独創的、且つ優れていると認められた作品の作者に贈る。
優秀作品賞
大衆の強い支持を得、芸術性、独創性、企画性に優れ、その年度を反映したと認められた作品に贈る。
新人賞
対象年度内において初めて顕著な活動をし、大衆に支持され、将来性を認められた歌手に贈る。
企画賞
独創的な企画意図をもって制作され、それによって顕著な成果を上げ、音楽文化の発展に大きな貢献をした作品に贈る。
功労賞
長年、日本の音楽文化の発展に貢献した人に贈る。
特別賞
社会的に世の中を賑わせ、注目された人、作品などに贈る。