公益社団法人 日本作曲家協会(Jacompa)

ソングコンテストグランプリ
ソングコンテストグランプリ

ソングコンテストグランプリ・2025

作曲部門

【作曲部門】結果発表

グランプリ曲及び準グランプリ曲が決定しました!
グランプリ

松元 勝兵(一般)

課題詩「通天閣の空の下」
作詩:氏原 一郎(ソングコンテストグランプリ・2025最優秀作詩賞)

 この度は栄誉ある賞を賜り誠にありがとうございます。関係者の皆様には心より御礼申し上げます。この様なチャンスの扉を開いてくださった協会の先生方に感謝の気持ちでいっぱいです。10代の頃より曲作りに魅力を感じ今もその熱は覚めないままです。レコーディングでは一丸となって作品を完成させていく皆様の姿勢に感動しながら立ち会わせて頂きました。「通天閣の空の下」というタイトルに懐かしさを感じ、そこで奮闘する夫婦の姿が見事に描かれた詩に大阪の風景と夫婦のホロリとした心情をメロディーに込めました。そこに素敵な編曲により一本の映画のような仕上がりになりました。さらに松原のぶえさんの歌声と表現力で一層楽曲が輝き大満足です。本当にありがとうございました。

準グランプリ

五代 香蘭(協会員)

課題詩「命ぎりぎり日本海」
作詩:水越 桂(ソングコンテストグランプリ・2025最優秀作詩賞)

 この度は素晴らしい賞をいただき、たいへんうれしく光栄に思っております。念願の受賞にようやく手が届き、感無量です。

 「命ぎりぎり日本海」は、極寒の日本海で命がけで漁にのぞむ夫を思う女房の心情を表現した作品ですが、猪股義周先生編曲のドラマチックで美しいオケをバックに、松原のぶえさんが主人公の心情を見事に表現してくださり、感動いたしました。素晴らしい作品に仕上げていただき、感謝の気持ちでいっぱいです。

 この曲が多くの皆様に聴かれ、末長く愛されていくことを願っています。

 このコンテストに関わってくださったすべての皆様に心より感謝を申し上げますとともに、これを機にいっそう曲づくりに精進してまいりたいと思っております。

「通天閣の空の下」   左から 松元勝兵、松原のぶえ、氏原一郎

「命ぎりぎり日本海」   左から 五代香蘭、松原のぶえ、水越 桂

6月26日、27日の両日、作曲部門の選考会が行われました。

応募作品370曲(会員196曲、一般174曲)の中から一次選考が行われた後、当協会と徳間ジャパンコミュニケーションズ、松原のぶえ所属事務所との厳正な選考の結果、上記2作品が最優秀作曲賞に選ばれました。

 

レコーディング終了後、徳間ジャパンコミュニケーションズにおける編成会議の結果『通天閣の空の下』がグランプリとしてメイン曲に決定しました。尚、このCDは10月1日に松原のぶえの新曲として発売となります。

 

グランプリ曲は10月6日、東京都北区の北とぴあ・さくらホールにおいておこなわれる「日本作曲家協会音楽祭・2025」で発表・歌唱されます。

 

なお、優秀作曲賞は下記のとおり決定しました。

優秀作曲賞
課題詩「通天閣の空の下」
石田 光輝   (協会員)
岸田 妙子   (協会員)

尾﨑 正彰(一般からの応募)

課題詩「命ぎりぎり日本海」
石田 光輝   (協会員)
大村 友希   (協会員)

赤司 一博(一般からの応募)

ソングコンテスト選考にあたって

(株)徳間ジャパンコミュニケーションズ、松原のぶえ担当ディレクター 田中 孝

 この度は松原のぶえが歌唱する「ソングコンテストグランプリ・2025」に沢山のご応募をいただき、誠にありがとうございました。日本作曲家協会、日本作詩家協会をはじめ関係各位の先生方と作品を選考させていただき、私にとっても大変貴重な経験をさせていただきました。

 グランプリに選ばれた「通天閣の空の下」、準グランプリに選ばれた「命ぎりぎり日本海」とも、とても素敵な作品で、その世界観を編曲の猪股義周先生に最大限引き出していただきました。その結果どちらも素晴らしい仕上がりとなり、グランプリの選考に大変苦労いたしましたが、協議の末「通天閣の空の下」をグランプリ、「命ぎりぎり日本海」を準グランプリとさせていただきました。

 お陰様で一人でも多くの方々に、聞いていただきたい、唄っていただきたい、届けたい、松原のぶえの新曲が誕生しました。

 ありがとうございました!

選考にあたって寸評

東京新聞 安藤篤人

 応募作に耳を澄ますと、なぜこの曲調になったのか、選ぶ側は作者の意図を探る作業に自然と向き合うことになる。一方、作曲者側は歌詩先行の作曲にあたっては、当然ながら歌詩を読み解く作業に向き合わざるを得なくなったはずだ。

 「通天閣の空の下」は、過去にいろいろあった夫婦の営みと大阪のシンボルである通天閣とを絡めた愛情物語。ポイントは泣き笑いありの"大阪もの"という点を押さえたかどうか。また、「命ぎりぎり日本海」は、日本海を舞台に命がけの漁に出かける男への想いをつづっている。タイトルにある「命ぎりぎり」をどう曲調に表わせたか。

 両タイトルとも応募作はさまざまなアプローチの仕方を感じさせた。その中で、どれだけ歌詩に近づいたか。その差が当落を分けた。

スポーツニッポン 飯尾史彦

 「通天閣の空の下」は苦労承知で夫に添い遂げている浪花の女房目線の歌。何が起きようとも、どこまでも前向きに乗り越えていこうとする"ポジティブ変換"な姿からは「コテコテ」と言っていいほどの明るい曲が似合った。テンポのいい曲も相性が良く、間延びしない曲作りが求められたと言えそうだ。荒々しい日本海に漁師の男が命がけで立ち向かう「命ぎりぎり日本海」は、歌い出しから緊迫感や勢いがほしいというのを選考の大きなポイントとした。実際に突き抜けるような歌い出しの曲が多く、大荒れの日本海の情景が思い浮かんだ。

第一興商 関 俊志

 まず、ひとつの詩に、これだけたくさんの曲・メロディーが生まれたことに感動しました。詩の解釈や理解によって、表現方法も様々ですが、松原のぶえさんが歌うことを想像できるかどうかをひとつの判断基準にしました。

 2詩とも女性を主人公にした詩でしたが、"関西の明るく、ほんわかするような女性像"と、"日本海に暮らす芯の強い女性像"と、それぞれタイプの違う女性像がそれぞれ描かれており、どの作品も、いろんな角度から、またいろんなアプローチの仕方があり、素晴らしかったと思います。作品の中には、他のアーティストなら良かったのにと思える作品もあり、曲・メロディーの大切さを改めて感じました。

選考会風景

選考風景

【作曲部門】募集要項

課題詩に曲を付けるコンテストです。どなたでも応募できます!

10月6日(月)、北区「北とぴあ・さくらホール」において行われる「日本作曲家協会音楽祭・2025」(テレビ放映あり)内で発表される作品を募集します。グランプリ作品はCD発売を予定しています。課題詩は下記2編に決定しました。

課題詩

  • 「通天閣の空の下」 作詩・氏原一郎
  • 「命ぎりぎり日本海」 作詩・水越 桂

※作詩部門結果発表の詳細につきましては、日本作詩家協会のホームページをご覧ください。

募集内容
  • プロ・アマチュア問わずご応募いただけます。
  • 応募作品数に制限はありませんので、何作でもご応募いただけます。
  • 応募締め切りは2025年6月20日(金)必着とします。

応募要項、および課題詩をご希望の方は、返信用封筒(110円切手貼付、住所・宛名を明記)を同封の上、下記宛先までご送付ください。

〒106-0032 東京都港区六本木3丁目4-7
公益社団法人 日本作曲家協会 ソングコンテスト係
(作品募集期間が4月21日(月)~2025年6月20日(金)までとなりますので、なるべく早くお申し込みください。)

問い合わせ先

公益社団法人 日本作曲家協会 ソングコンテスト係
〒106-0032 東京都港区六本木3-4-7
TEL 03-3585-4970 FAX 03-3585-7694
E-MAIL info@jacompa.or.jp URL https://www.jacompa.or.jp


作詩部門

【作詩部門】結果発表

最優秀作詩賞 2編が決定!

3月27日(木)作曲家協会会議室において選考会を行いました。
最終選考は ソングコンテスト委員会と徳間ジャパン制作サイド協議の上、下記のとおり決定いたしました。

応募総数816編、応募者数188名の中から下記の2作品が最優秀作詩賞に決定しました。

最優秀作詩賞

「通天閣の空の下」 作詩・氏原一郎

「命ぎりぎり日本海」 作詩・水越 桂

この2編を課題詩として、4月21日(月)より作曲部門の募集を開始いたします。締め切りは6月20日(金)になります。

※作詩部門結果発表の詳細につきましては、日本作詩家協会のホームページをご覧ください。

【作詩部門】募集要項(※作詩部門の募集は終了しました。)

募集期間

2025年1月15日(水)~3月14日(金)必着

徳間ジャパンコミュニケーションズ  田中孝ディレクターからのメッセージ

2025年のソングコンテストグランプリで、松原のぶえが歌唱をさせて頂くことになりました。

昭和54年に「おんなの出船」でデビューして以来、昨年45周年を迎え、現在46年目を迎えております。

鈴を鳴らしたような涼やかな声、言葉が明瞭に分かる表現力を活かし、あらたなる代表作を作りたいと思います。

たくさんの皆様のご応募をお待ちしております。

募集内容
  • 未発表のオリジナル作品限定
    (ご自身がお作りになり、歌詩として発表されていないもの)
  • 何編でも応募可能
  • プロ、アマ問わず

審査料

1編につき3,000円

審査料 振込口座

三菱UFJ銀行 六本木支店 普通 0950920
口座名義 公益社団法人日本作曲家協会

応募規定

作品審査料振込票の写し(コピー)を同封のうえご郵送ください
※FAXやメール(データ)での応募は受け付けておりません

【用紙サイズ】

B4判の原稿用紙またはB4判用紙(257×364ミリ)

【書き方】
  • 手書き、ワープロ(パソコン)どちらでも可
  • 縦書き、横書き どちらでも可
  • 1編が2枚以上になる場合は右肩をとじる

【オモテ面】

タイトルのみを記入

【ウラ面】

①~⑨を記入

① 実名
② 実名フリガナ
③ 筆名(ない場合は不要)
④ 筆名フリガナ(ない場合は不要)
⑤ 郵便番号
⑥ 住所
⑦ 電話番号(固定または携帯電話)
⑧ 年齢(任意)
⑨ 職業を記入(任意)

【オモテ面】

【ウラ面】   縦書き・横書きどちらでも可

送付先

〒106-0032
東京都港区六本木3-4-7
公益社団法人 日本作曲家協会 ソングコンテスト係

発表

日本作曲家協会・日本作詩家協会および担当ディレクターが審査し、2025年4月上旬(予定) 両協会ホームページにて発表

注意事項
  • 作品、審査料共に期限内までにお送りください
    期限後の送付、送金は審査対象外となります
  • 応募作品の返却、交換(訂正)、審査料の返金はいたしません
  • 作品到着確認のお問い合わせはご遠慮ください
    ※応募受付完了時に発行いたします作品受領書(はがき)の到着をお待ちいただくか、発送時に到着の確認ができる郵送や宅配サービスをご利用ください

よくあるお問い合わせ
  • 作品を複数応募する場合
    →作品の一括発送および審査料の一括振込可
  • 審査料振込票の写しについて
    →振込人名、日付、金額がわかるものであれば可
    ※ネットバンキングをご利用の方はスクリーンショットをプリントしていただいたものでも結構です

問い合わせ先

公益社団法人 日本作曲家協会 ソングコンテスト係
〒106-0032 東京都港区六本木3-4-7
TEL 03-3585-4970 FAX 03-3585-7694
E-MAIL info@jacompa.or.jp URL https://www.jacompa.or.jp/


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